対抗形の先手番3手目

 私の好きな戦形

私は

という感じで戦型を選ぶことが多いです。表にするとこんな感じですね。

相手 戦型 私の好み
居飛車 居飛車 横歩とか角換わりとか やらなくはない
居飛車 振り飛車 対抗型振り飛車 一番好き
振り飛車 居飛車 対抗型居飛車 好き
振り飛車 振り飛車 相振り とても苦手


なので、基本的に対抗形に誘導したいのです。

先手番3手目の局面

先手番3手目の局面です。この局面が今回のテーマです。

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図1:3手目

対抗形をやりたくても、ここで態度を決める手を指さねばならず

  • 居飛車になってもいいやの▲2六歩
  • 相手は居飛車を願っての▲6六歩 or ▲6八飛
  • 角換わりからの右玉で振り飛車気分を味わう ▲2六歩~▲2二角成
  • 先に態度決めての▲9六歩

あたりをやったことがあります。

▲2六歩

私は9割方これです。先手横歩と矢倉系統なら指せなくはないので。相手が振り飛車をやってくれたら対抗形です。ちなみに陽動振り飛車は、私は指したことがほぼないです。

▲6六歩 or ▲6八飛

振り飛車をやりたくないので、ほとんどやったことがありません。▲6六歩ついて居飛車持久戦に持っていくのはなくはないのかもですが。

▲2六歩~▲2二角成

右玉って振り飛車みたいな雰囲気を感じています。玉が右にいるところとか、相手の手に乗って指すあたりとか。

どうしても振り飛車を指したい気分の時は、▲2六歩ついておいて、相手が居飛車だったら、角換えての右玉もたまにやります。

▲9六歩

やったことがあります。

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図2:▲9六歩

これに対してやられたことがあるのが

  • 8四歩
    これなら振り飛車をやって無事対抗形にできますね。
  • 4二飛
    これでも居飛車にしておいて対抗形です。
  • 3五歩
    意外にこれをやられました。早石田ですね。ただ、居飛車にしておいて対抗形ですし、むしろ端詰められる分嫌な気分はしないです。
  • 9四歩
    これが一番困るのです。
    端の付き合いはわずかに得、という噂を信じて相振りにしておくのが良いのかもですが、相振りは苦手なのです。

後手番

図1の局面で私が後手番ならば、相手が先に▲6八飛で振り飛車なり、▲2六歩で居飛車なり態度決めてくれるので、無事に対抗形にできることが多いです。

そういう理由もあって、私は結構後手好きだったりします。

まとめ

今のところ私は、図1の局面になったら▲2六歩ついて、相居飛車になったらなったで指すことが多いです。

対抗形がやりたい人は図1の局面でどんな手を指してるのでしょう。
とても気になります。

大会ではなるべく指しなれた形で指したいので、内心「後手来い、後手来い」って思ってたりしてます。